30:名無しNIPPER[saga]
2017/10/11(水) 22:14:35.67 ID:rDg6X8kY0
視力が落ちてからは文字通り『世界が変わっていった』。
医者には完治すると言われた。治療は続けていたが、徐々に悪くなる視力を実感していた。
「涼宮さん! 困ったらいつでも言ってね!」
「私たち友達なんだから当然じゃん」
クラスメイトにそんなことを言われた記憶がある。そのうち学校には行かなく、ふさぎこんでいた。
生活に支障が出始める頃にはやはり友人達の助けを借りることすらなく、虚しい友情にやるせなくなっていた。
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