94:おしまい。いいクリスマスを ◆0S9Trjf4dQ[saga]
2018/12/24(月) 04:38:17.43 ID:qnB4XcRx0
心理定規「とりあえずこんなところで必要なものはいいかしら? また何かあったらお願いね」
誉望「はいはいゴーグル」
弓箭「クリスマスが楽しみですね」
誉望「去年は配信と攻略更新とゲームのイベントとキャラケーキの消費とイベントとイベントの周回と箱の開封作業に追われてたんスけど……まさか垣根さんたちとクリスマスやるなんて思ってなかったっス」
心理定規「そうね。でも、でないとあの子寂しがるでしょ?」
誉望「そーっスねえ」
かきね「ゆみやはさんたさんにおねがいした?」
弓箭「わわわわわたくしですか? ええと、そうですね……まだ決めてません」
誉望「そんで……プレゼントどうします?」
心理定規「何とかするわ」
心理定規「クリスマスイブになった訳だけど……きっと、いつものね。今度はこの子宛てにクリスマスプレゼントがきたわ」
かきね「じゃじゃん! これです!!」
誉望「迷惑な足長おじさんは髭のおっさんにジョブチェンジしたんスか。何ぃ? 中身は変形するゆきだるマシーンだって?」
かきね「うん! みてみて、かっこいーな!」
誉望「これは……良いものだ。垣根さん、サンタクロースには何を頼んだんスか?」
かきね「ないしょ!」
弓箭「こちらの箱はなんでしょうか? あら、『もぐら叩き』ですか?」
誉望「くっ、妙な悪意を感じる……きっといつものアイツだろう、と俺のセブンセンシズが伝えている! 何故かはわからないが、これは『未元物質』が降ってくる案件だ……! 以前の垣根さんだったら、まずかったと言うのか」
弓箭「誉望さん、ちょっと何言ってるのかわかりませんよ」
かきね「よるになったらぱーてぃするのか?」
心理定規「ええ。楽しみね」
弓箭「ツリーも素敵です。誉望さん、やりますね」
誉望「高さがありすぎて残念ながら俺が組み立てから最後の星まで付けたわけだが」
弓箭「わたくしも、仕上げは垣根さんにしていただきたかったです」
誉望「ちゃんと指示通りにやったから垣根さんも喜んでたし、部屋の飾り付けの半分はお前らでやったんだからいいだろ」
弓箭「『誉望さんスイッチ』ですか? 大変楽しそうでしたね」
誉望「後は、心理定規がうまくやってくれるだろ」
かきね「あれ? ……あれ? ねえ! さんたさんきた! ぷれぜんとがある!」
誉望「おやーいつのまにー全然気づかなかったなーーー」
かきね「よぼーとあそんでやってたからな。さんたさんかえっちゃった」
誉望「サンタクロースは超絶忙しいっスから」
かきね「そだな。んんー? あのな。ぷれぜんとにこでいいのかな?」
誉望「サンタのおじさんとサプライズおじさんは別の人っスよ」
かきね「ちがう。おれね、『みんなですっごいぱーてぃできますよーに!』っておねがいしたの。ちょーだいせいこーだったな! ぷれぜんといいのかな」
誉望「そっ……それは、垣根さんが良い子にしてたから、ご褒美じゃないっスか? そうっスよ!」
かきね「そっかなあ」
誉望「そうです! ほ、ほら心理定規たちにも報告してきたらどうスか!」
かきね「うん! いってきます!」
誉望「いってらっしゃいっス……うおー、そっちか。予想と常識の斜め下に来るか、天使おっかないな。あれだな、あれはきっと弓箭が」
ゆみや「はわ、わわわわわ! かかかかか垣根さん!」
誉望「尊死する」
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