79:もしもスクールが全員小さくなってたら ◆q7l9AKAoH.[saga]
2018/10/25(木) 03:36:38.51 ID:DL4YFnjy0
下っ端1「緊急事態発生、以下のチームは至急指定の場所に集合……って話だったよな?」
下っ端2「って、連絡があってきてみたら」
下っ端3「なんか……みんなでテレビ見てるぞ」
下っ端4「まじかよ。なんだこれ」
喋る犬『やあ、良い子のみんな。私は……そうだな、わんこ先生とでも呼んでくれ。君たちにここに来てもらったのは他でもなく……何、子どもにこの口上は通じないって? いや、様式美だよ。オホン、君たちにはそこに居る他の子と友達になってもらおうと思っている。もしかしたら初めて会う相手かもしれないが、仲良くできるかな? そのためにこうして集められたと思って貰いたい。そう、おともだちを作るお勉強に協力して欲しいんだ。わかるかな?』
かきね「みんなでなかよししなきゃいけないのか。だって。よろしくね」
よぼう「やだ。なんでおまえらなんかと」
金髪少女「……」
ゆみや「はわっ、よ、よよよよよよよろしくおねがいします」
かきね「なかよくしてねってわんちゃんがいってたよ? おやくそくできないのか? えっと……」
よぼう「ばんか。いわれたからっておれはおまえたちとおともだちになんかならない」
ゆみや「……けんか、こわいです」
金髪幼女「……」
喋る犬『これから、君達の面倒はお兄さんたちがみてくれる。大人の言うことをよく聞いていいこでいてくれ。先生からのお願いだ。仲良く、いいこにね。なに、心配はいらないさ。また連絡をする、それまでしっかりと……責任を持って任務を遂行してくれたまえ』
かきね「はーい!」
よぼう「いぬがしゃべるわけない。どうせつくりものだ」
金髪少女「………」
ゆみや「わんわんなのにおじさま、かわいいですね」
下っ端1「正規構成員全員に異常事態って、これかよ。おいおい大丈夫なのか?」
下っ端2「一体何がどうなってんだ」
下っ端3「心理定規さんが……」
下っ端4「これじゃあ超能力者もカタなしだな。前から嫌だったんだこんなとこ。オレはもう抜けるぞ」
下っ端2「あ。おい」
下っ端1「放っとけ」
下っ端3「いいのかよ」
下っ端1「そんな簡単に組織から抜けられるわけねえだろ。それより今は何がどうなってんのかわからねえけど、とりあえず連絡は来てんだ。いつも通り指示に従おう。うまく行ったらその他大勢から昇格できるかもな!」
下っ端3「意外と野心家かい」
下っ端2「しっかし、なんで子どもになったんだ?」
下っ端1「見た目はそんな変わってないな。こっちがリーダーの垣根さんだろ」
かきね「はーい。おれ、りーだーなの? えらい?」
下っ端3「これが誉望さんか? 目つきワッル」
よぼう「はぁ……」
下っ端2「後は心理定規さんと」
めじゃーはーと「……」
下っ端3「弓箭さん、ちっちゃいな」
ゆみや「はわわわわわ(なんでこのひとたちはらっこのおうちのおなまえしってるんでしょう? ででででででも、みんなしらないひとばっかり……ふえ、らっこどうしたらいいの)」
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