14:名無しNIPPER[sage]
2017/10/09(月) 03:12:14.68 ID:Qz0ENqNrO
午後のレッスンも終わって、シャワーを浴びてスッキリ。
窓の外は橙色に染まっていて、いつもよりも長く感じた一日の終わりを告げているみたい。
取り出すのはスマホ。目を瞑ってても入力できるその数列を打ち込む。
待つこと数秒。
『――未来?』
「あっ、翼。今私、事務所の玄関にいるから早く来てね」
そこまで告げるとスピーカーの向こう側から控えめなため息が聞こえる。呆れたような雰囲気が流れたみたい。
『今日は恋人同士じゃないって言ったじゃん。もう忘れたの?』
そう言うと思ったよ、翼。だけどね、私はね。
『恋人じゃないのに毎日一緒に帰るなんて』
「良いからっ。早く来てね、待ってるよ!」
ちょっ、と翼の驚いたような声が少しだけ爽快だった。
今日は翼に弄ばれてばかりって感じだもん。少しは翼にもわたわたして貰うからね。
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