128: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/10/14(土) 21:00:49.89 ID:GTaWDw8/o
バリッ ムシャムシャ
パンダドラゴン「ボアー」
開拓者「……今だ」ダッ!
パンダドラゴン「アッ?」ヌッ
パンダドラゴン「…………」
パンダドラゴン「アー」ムシャムシャ
翌朝……。
開拓者「俺は本当に見たんだ! 信じてくれってぇ!」
担当者「誰も嘘だと言ってはおりませんが……」
開拓者「そいつは全身に白と黒の毛を生やした細長い怪物で、バリバリと音を立てて竹林を貪り食っていた!」
開拓者「逃げ遅れていたら俺も食われていたかもしれない!」
畜産学者「敵と認識されたら追われていたかもしれませんが、植物食なら人を食べることはないでしょう」
村長「それは竹蛇でしょうな」
開拓者「村長!」
村長「里に伝わる生き物です。竹林の守り神とも呼ばれる生き物で滅多に人の目の前に姿を現しません」
村長「竹蛇は空を飛び、火を吹きます。さらに黒い毛からは猛毒を分泌し、白の毛からは雷を落とします」
開拓者「なんて恐ろしいモンスターなんだ。そんなものを野放しにしていたらいつ村が襲われるか分からない」
開拓者「やっぱり軍事力は必要だ。竹蛇を討伐しなければ……村の住民は一人残らず殺されるだろう!」
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