38: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/10/09(月) 20:27:10.90 ID:atKddfYBo
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惑いの森
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惑いの森、その名は伊達ではない
僕たちの頭上を木々が覆っている
日の光がほとんど入ってこない
そのせいで、僕たちは日の方角を知ることすらできない
だが、それでも僕は必死に思い出し道を辿る
僕たちがたどり着くであろう、あの村へと急ぐ
勇者「急いでください皆さん」
戦士「おい勇者!お前自分がどっちに向かってかわかっているのか!?」
勇者「バッドエンドの匂いがするのです!それも強烈な!」
勇者「おそらくこちらに集落があります!」
戦士君は的を得ていた
私は自分がどちらを向いているかわかっていなかった
ただ前回と同じように、同じ道を同じように迷っているだけだ
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