【デレマス バトルSS】A級特別エキシビジョンマッチ編【ワールドトリガー】
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95: ◆AXT/uuswxI[saga]
2017/10/14(土) 17:47:46.09 ID:QhrtBzK70
美嘉「(ダメ…あの2人、互いに上手くカバーし合っててまるでスキがない…!)」

美嘉は合流したのあとあいの牙城を崩すべく策を巡らせるも通じず、一旦退いて民家の側面に張り付き、様子を窺っていた。

美嘉「(あの2人のタッグは強いけど、基本的に『待ち』の戦法…深追いしなきゃ致命傷は受けない)」

深く踏み込まず引き気味に戦っていたお陰で目立った外傷は無いが、木場隊の2人の猛攻に対する必死の抗戦の末に、トリオンをかなり消費してしまっている。

豊富なトリオンを持つ美嘉だが、ほんの数分の戦闘にも関わらずおよそ半分近くまで減っていた。

美嘉「(でも、このまま逃げててものあさんのライトニングが当たる距離にフレちゃんが入れば危ない。もうすぐフレちゃんが避けられる距離じゃなくなる…賭けだけど、やるしかない!)」

美嘉は2人の位置を確認するとおもむろに突撃銃を構え、陰からメテオラを四方八方に放ち始めた。

当然弾の出処は丸分かりだ。

あい「そこか」

美嘉「あっ!」

メテオラの出処を確認したあいは鋭く旋空を放ち、美嘉の左腕を二の腕から落とした。

美嘉「っく…でも、これで」

150メートル程離れた所が、パッと光った。

のあ「あい伏せてッ!!」

あい「!!」

それを察知したのあはあいに指示を出し、直撃を防いだ。

あい「亜希君か…!」

のあは反撃しようと狙撃銃を構えるが、あいに指示を出した事で遅れ、目を向けた先には既に亜希は居なかった。

のあ「だからあいを狙ったのね…そこまで織り込み済み、という事。亜希」

あい「なるほど…そういう事か、美嘉君」



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