【デレマス バトルSS】A級特別エキシビジョンマッチ編【ワールドトリガー】
1- 20
88: ◆AXT/uuswxI[saga]
2017/10/13(金) 18:59:34.45 ID:cbZA9O3M0
周子「(よし…アレが使えるね。置いといてよかった)」

拓海「逃さねぇぞ周子オラァ!!」

周子はフルガードでなんとか凌いでいるものの、足は確実に削られている。

頭にあるトリオン伝達脳と胸にあるトリオン供給器官を守る為にシールドを上半身に展開している為、どうしても下半身のガードは甘くなってしまうのだ。

周子の機動力が削がれ、徐々に2人の距離が縮まっていく。

だが、それも周子は承知の上だった。

志希『今!』

周子「んっ!」

周子の仕掛けたメテオラの位置を全て把握している志希の合図と共に体を反転、拓海に向き直った。

拓海「ん?何を…」

周子「メテオラ!」

周子はトリオンキューブを出現させ8つに分割、拓海に手をかざしてそれを放った。同時に非選択状態となったバックワームが消え始める。

拓海「(ンなもん防いで…ん!?)」

周子「ん、違うよっ」

しかし周子は、端から拓海を狙ってはいなかった。

なんと周子は事前に決めておいた逃走ルートにいくつもの「置きメテオラ」を道にトラップとして左右交互に設置し、巧みに隠していた。先の8分割メテオラはそれを狙ったものだったのだ。

無分割、まるまる1個の置きメテオラが唸りを上げる。

周子「(ふぅっ、ちゃんと爆発したね。奏ちゃんにシュータートリガーの撃ち方教えて貰っといてよかったー)」

周子「(さて、これは元々逃げ切る用or死ぬギリギリまで時間稼ぎ用のトラップだったんだけど…フレちゃんとのアドリブは上手くいくかな?)」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
138Res/140.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice