5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/07(土) 22:36:15.09 ID:GusX4PpF0
「そのため?」
「です! ……ほら、お風呂上がりは暑いじゃないですか。だから脱いで過ごすじゃないですか」
「んー……うん。まあ、うん」
「でもずっとそのままでいるとだんだん身体が冷えちゃうじゃないですか」
「うん」
「そろそろ寒いなぁ、ってなった頃にプロデューサーさんがお風呂を上がって。そのときプロデューサーさんは温かくてぽかぽかになってるじゃないですか」
「そうだね」
「私がプロデューサーさんをぎゅーってすればぽかぽかで気持ちよくなれて、プロデューサーさんが私をぎゅーってしてくれればひんやりして気持ちよくなってもらえて。二人ともとーっても気持ちなって、すっごくすっごく幸せになれるじゃないですか。ハグするしかないじゃないですかっ」
「そうかなぁ」
「そうなんですっ!」
「そっか」
「はい! ……なので、ほらっ」
「ハグ?」
「ですっ」
「んー……」
「……」
「……」
「……」
「…………」
「…………むーうー!」
「っと、ごめんごめん。待っててくれてるのが可愛くて」
「酷いですー」
「謝るから許してよ、ね?」
「うー……悲しかったし寂しかったし、とってもとっても寒かったです……」
9Res/9.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20