国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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403: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/06/09(土) 21:44:21.79 ID:tpR/STzE0

商人『ふははははは! 何を言い出すかと思えば!』

商人『私を挑発しているのか? それとも頭を打ったか』

魔法使い『いえ、純粋な疑問なんですが』

商人『悪も正義もない。あるのは"私"だけだ』

商人『私が信ずるからこの道をゆく。そこに微塵の疑いもない』

商人『そもそも魔法使い。貴様の腹の内は読めんが………』

商人『貴様も、同じ穴の狢だろう?』

魔法使い『………そう。そう、でしたね』





魔法使い「はあッ…はあッ…!」

魔法使い「ここまで、きて、肉弾戦だなん、て…」

魔法使い「僕は、これでも、魔法使いって、名乗ってるんですが」

炎獣「 ガ ア ア ア ア ア ! ! 」

魔法使い「やれやれ、聞いちゃ、くれません、よね!」


ズッ

――ドォンッ!!



軍師『御苦労様でした。では約束の物は確かに。…このことは盟主様へは、内密にお願いします』

魔法使い『ええ、盗賊さんには黙っておきますよ。そもそも彼が僕の顔を覚えているか怪しいところですしね。…しかし』

魔法使い『再三お話ししましたが、その宝珠はあなたの死を引き金に爆発します。本当に宜しいんですね?』

軍師『構いません。これからの戦い、もしかすれば私の能力の及ばぬ事態に陥ることがあるかもしれませんから』

軍師『自爆だろうがなんだろうが、奥の手というやつは必要です』

魔法使い『…まったく、大した覚悟ですね。そんなにあの翼の団が大事ですか』

軍師『ええ。私の生命よりも、信念よりも』

軍師『あの場所が大事です』





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