国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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392: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/06/09(土) 19:47:22.03 ID:tpR/STzE0



教皇『み………見ろ。石板に文字が刻まれ出したぞ』

魔法使い『…ええ。どうやら、これが未来に行った"女神"の啓示のようですね』

教皇『こ、これが我々の未来…!?』

魔法使い『ふむ。"女神"が時を越えて見た未来ですから、恐らく間違いはないでしょうね』

教皇『魔王の凶暴化。勇者の敗北。人類の敗走…。そして』

魔法使い『あはは。僕らは、死ぬそうですよ』

教皇『…っ!』

魔法使い『魔王と四天王に為す術なく蹂躙される未来。…さて、どうしたものですかね』

教皇『………ふっ』

教皇『くくく…。ははははは!』

魔法使い『教皇…?』

教皇『なあ、魔法使い。我々は未来を知り得ることに成功したのだ…!』

教皇『死の運命など、どうとでも出来る。たった今、我々はそれほどの多大な力を手に入れた!』

教皇『未来を知れば、世を支配することすら造作もないっ!』

魔法使い『………』

教皇『我々は、神々と肩を並べたのだよ! この力を持ってすれば――』

魔法使い『教皇』

教皇『っ…!?』

魔法使い『あくまで我々の目的は勇者魔王大戦の仕組みを…天上の意思を裏切ることです』

教皇『…分かっている』

教皇『分かっているとも。それくらいのことは…』

魔法使い『…』






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