国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
1- 20
310: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/04/21(土) 23:04:25.68 ID:hkG69/nJ0

魔女「いずれ魔法使いには教皇が邪魔な存在となってゆき…魔王を使って処分することになる」

魔女「こちらで選ばれた偽の勇者一行の決死の猛攻に時間を与えられた魔法使いは………ついに、"鍵"を完成させることに成功したのじゃが…」

――ヒュオッ!

魔女「!」

魔女(何かが頬を掠めた…。氷の矢か)

魔女「…なんじゃ。最後まで話を聞いていかんのか」


氷姫「…」

氷姫(今さら、迷うな)

氷姫(この胸糞悪い見世物も、こいつのご託も、あたしにとっては重要じゃない)

氷姫(魔王を助ける。炎獣の仇を討つ)

氷姫(あたしがすべきことは、それだけ――)

パキパキパキィ…! ミシミシ…!!


魔女「………まあ、迷っていてはこの戦いは切り抜けられぬ。それもひとつの正しい選択であろうな」

魔女「しかしの」


氷姫「冴え渡る氷の風よ、敵を切り裂け!!」

――ヒュッ

パキィンッ!!

氷姫(!? 魔法が跳ね返って来――)

スパッ!

氷姫「ぐあッ!」ガクッ…


魔女「"鍵"によって妾が得た力は計り知れん。先の四天王と勇者一行ほどの差が既に生まれておる」

魔女「お前の魔法を弾き返すことすら造作もない。もう、お前に妾は倒せぬのだ」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
655Res/482.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice