国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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275: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/03/11(日) 01:41:38.77 ID:224Ehhrc0

女勇者「………お前」

女勇者「お前か。賢者をたぶらかしたのは」

魔法使い「何の話です? たぶらかした?」

賢者「気にすることはないよ…魔法使い。彼らの言葉に意味なんてない」

賢者「自分達には、そんなことよりもやらなきゃならないことがあるだろう?」

女勇者「!!」

剣豪「…っ」

魔法使い「それは、そうですが。いいんですか? すっごく怒ってるように見えますし、それに…」


魔法使い「次の実験では、あなたが生け贄になってしまうんですよ?」


女勇者「なっ…!?」

剣豪「生け贄…だと…!」

賢者「………」

賢者「…この際だからはっきり言っておくよ」

賢者「自分は誰に惑わされたわけでも、操られているわけでもなく、自分の意思でこうしているんだ」

賢者「勝手な友情の押し売りで、自分の邪魔をすることは、もう金輪際やめて欲しい」

賢者「迷惑だよ」

剣豪「――!!」

女勇者「…賢者…っ!」

賢者「…時間は、あの日から大きく流れてしまったんだ。今はもう、君達と自分は別の道を歩んでいる」

賢者「………雪が降ってきたね」

賢者「冷える前にうちへ帰った方がいい。暖かく迎えてくれる我が家にね」

女勇者「………ま、待て」

女勇者「賢者………!」



賢者「さよなら、二人とも」

賢者「もう二度と会うことはないだろう」









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