国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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262: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/03/10(土) 20:45:24.89 ID:Ho8YDfJf0

雷帝(くそ、もっとだ…)

雷帝(限界を、越えろ)

雷帝(思考に頼るな)

雷帝(斬れ。ただそのための器になれ)


雷帝(敵を斬れ…!!)


先代「覚えているか、雷帝」

先代「側近が反旗を翻したあの日。あの時、起こっていたこと…」

雷帝「………」ゼェ…ハァ…

先代「…私の加護が、娘に引き継がれ始めた。あの事態が、側近の抱いていた推測を決定的なものにした」

雷帝「――かっ!!」 ド ッ

ギャリ…ッ!!

先代「惜しいな」

先代「あと半歩踏み込めていれば、入ったかもしれん」


先代「断」


ズバンッ!!

雷帝「ぁぐ…ッ!!」


先代「ふふ…。いいぞ、雷帝」

先代「加護などに頼らずとも、お前の潜在能力は、そう…私をも凌ぐものであるかもしれん」

先代「その可能性に賭けろ。ひと振りにお前の全てを乗せろ」

先代「筋力も、神経も、直感も、魔力も」

先代「見せてみろ。お前の渾身の一刀」


雷帝「ふー…ッ!」

雷帝「ふー…ッ!」


先代「…もう、私の声は届いていないか」




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