国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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229: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2017/12/23(土) 21:32:13.90 ID:ts4DPW7U0

氷姫「はあ? 何よ、これ」

くノ一「言わば、封印だよ。それを解くには、別の場所で解放を行わなければならない」

雷帝「別の場所…。他に、二つの門があるな」

雷帝「こちらに先に行けということか?」スタスタ

氷姫「ちょ、ちょっと雷帝! そんなワケの分からないものにホイホイ近づいたら…!」

雷帝「だからと言って、ここで頭を悩ませていてもどうせ解決にはなるまい。私はこちらを潜る。お前はそっちを」

氷姫「…っ」

雷帝「分かっている。危険な行動だと言うことは」

雷帝「けれど今は、足を止めていたくない。そうしてしまったら、もう進めない気がするんだ」

雷帝「お前のように、私は強くないからな」

氷姫「………違うっ」

氷姫「あたしは…っ!」

雷帝「最後の一歩だとしても、踏み出していたいのだ」

雷帝「――進んだ先で」

雷帝「また会えると、信じている。氷姫」

『サブゲートAに、生体反応。転送を開始します』

『転送先確認。下層研究ホール。スタンバイ』

『転送』

氷姫「雷帝…!!」

ヒュウゥウ…ン




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