国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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195: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2017/12/23(土) 09:31:57.92 ID:ts4DPW7U0


雷帝「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」



ギュバンッ!!


ズッ ダァンッ!!


ビュオォウンッ!!



魔法使い「おやおや! これは凄い」

魔法使い「どうやら尚も新しい境地に達したようですね、雷帝」

魔法使い「このままでは僕も、うっかり討ち取られてしまいそうだ」

魔法使い「でもね、雷帝。…気付いています?」

魔法使い「そんなに大それた力、いち魔族が持つことが本当に許されるんですかね?」



雷帝「黙れッ!!」

ドギュッ

雷帝「黙れェッ!!」



ゴッ


――ズガァンッ!!



魔法使い「ふう、危ない」

魔法使い「…ねえ、雷帝。聡明なあなたは、薄々感じ取っていたのではないですか?」

魔法使い「例え魔王四天王と言えど、ここまで人類を圧倒することが出来るものなのか」

魔法使い「あなた達も苦難を乗り越えてきた…それは、分かりますよ」

魔法使い「お互いを信ずる絆も素晴らしいものです」

魔法使い「でもね」

魔法使い「人間だってそれは一緒でしたよね?」




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