24:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 08:03:43.37 ID:HlHriJiu0
──数日後、昼・学食
ルミ「ねー……メグミィ……」
メグミ「んー?」
ルミ「あんた聞いた? アズミのやつってば──」
メグミ「──後輩の子と、付き合ってるって?」
ルミ「そうそれ。……。……ハァ……」
メグミ「どうしてルミがへこむのよ? ……まさか、ルミって……実はアズミの事が好きだったの?」
ルミ「いやそうじゃなくてぇ……。」
メグミ「じゃあ、アズミがレズだったことがショックだった?」
ルミ「違うわよっ。私さ……初めて手紙を見た時、アズミに向かって大爆笑したの。それって……アズミとその子に、酷い事してたんだなぁって……」
メグミ「……あぁ、なるほど……。」
ルミ「アズミは、気にしてないっていってくれるけど……」
メグミ「まぁしかたないわよ。その時は何も知らなかった名から」
ルミ「……そう、そこなのよ。」
メグミ「うん……?」
ルミ「私は何も知らなかったの。そこもちょっと、もやっとしててさぁ……」
メグミ「どういうこと?」
ルミ「だってさ……言ってくれりゃあいいじゃん! レズだかバイだか知らないけど──私はぜんぜん、気にしないわよ!」
メグミ「あー……そういうことね」
ルミ「なんだかさ……信頼されてなかったのかなぁって」
メグミ「でもねぇ、デリケートな問題だから……簡単には言えないんじゃないかなぁ」
ルミ「うん……それはわかる。だからさ、。教えてほしかったっていうのは私の我満なんだけど──それはわかるんだけど、でも……はぁー……。」
メグミ「……。ルミって、素直ねぇ」
ルミ「なによぉ、バカにしてる?」
メグミ「ぜんぜん。……だけど、そういえばねー、実は私もね、少し、もやっとしたことがあって」
ルミ「? なに……?」
33Res/39.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20