30: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2017/10/06(金) 00:59:01.37 ID:gLTdpLwFo
――数時間後、夕方。
提督「ああ、まだ恥ずかしい……」
提督「そろそろ電達も仕事を終えるころかな……だいぶ体も楽になった」
――コンコン。
電「司令官、入っても良いですか?」
提督「電かい? ああ、入っておいで」
――ガチャ。
電「失礼するのです」
暁「司令官、調子はどう?」
提督「ああ、ずいぶん良くなったよ。ありがとう、雷、電」
電「それは何よりなのです」
暁「でもまだまだ休んでなきゃだめよ、司令官。えっと……まだ熱もあるのよね?」
提督「だけど、37度台まで下がってるよ」
暁「だからって油断しちゃダメじゃない! ちょっとしたことで、悪化しないとも限らないんだから」
提督「あはは、そうだな。暁の言うとおり、ゆっくり養生するとしよう」
電「司令官、今日のお仕事は滞りなく終わったのです。司令官さんの印鑑が必要なものだけ別にしてありますけど、それも急ぎのものはないのです」
提督「ありがとう。電がいてくれて本当に良かったよ」
電「電は別に大したことはしてないのです。皆さんが手伝ってくれたから、司令官がいなくてもなんとかできただけなのです」
電「電は司令官や暁ちゃん、阿武隈さんや皆さんがいないとまだまだなのです」
暁「もう、何言ってるの。電はここの秘書艦なんだから、もっと胸を張らないとダメじゃない」
提督「そうだぞ。電を、私も皆もとても頼りにしているんだからな」
電「ありがとう……なのです」
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