52: ◆do4ng07cO.[saga]
2017/10/11(水) 00:04:02.18 ID:vTVPQBPq0
ほむら(もしかしたら、私は円環の理の用意した舞台で踊らされているだけなのかもしれない)
ほむら「...まどか。少し目を瞑っててもらえるかしら」
まどか「?わかった」
ほむら(それでも構わない。例え好意を踏みにじった悪魔でも、糸に繋がれた傀儡だとしても)
パンッ
ほむら「まどか。目を開けて」
まどか「...!わぁっ、すごい!花束がこんなにたくさん!」
ほむら「今日だけの特別な手品よ。勿論、タネは明かさないわ」
ほむら(彼女が掴めなかった未来を守ることに躊躇うことはしない。折れることもしない)
ほむら「まだ誕生日のお祝いをしていなかったわね。少し遅れてしまったけれど、誕生日おめでとう、まどか」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん!」ニコッ
ほむら(どれだけ間違った道を歩んでいようとも、彼女のこの笑顔だけは、作り物なんかじゃないと胸を張って言えるから)
終わり
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