95:名無しNIPPER[saga]
2017/10/05(木) 23:50:37.36 ID:mDSda8q60
厨二「母さん…」
厨二「やっと一人…皆の遺志を継いで、魔眼使いを…!」
ガシッ!
厨二「…何の真似だ?」
女「……」ボタボタ
厨二「ふん、目の周りが真っ赤に染まって…いよいよ化け物らしくなったじゃないか」
厨二「…で、何故止めた? お前とてこの我に殺されるのは本望じゃなかったのか?」
厨二「もしかしたら『友達』になれたかもしれない我に?」
女「……るな」
厨二「なに?」
女「―――囀るな、ゴミ虫」キィィン
厨二「!」
厨二「…!?」
厨二(ば、馬鹿なッ! 声が出せない!)
厨二(そんな馬鹿なことがあるか!! 退魔の眼がある限り我に魔眼の力が届くはずがっ……!!)
女「僕から眼を逸らすな…」キィィン
厨二「っ!」グイッ
厨二(な、なんだこの眼は!? さっきの闇を湛えた眼ではない…!)
厨二(まるでこの世全ての憎悪を孕んだような…睨まれただけで死を感じさせる紅の眼…!)
厨二(…! ま、まさかこいつが…魔眼使いの頂点に君臨する―――)
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