61:名無しNIPPER[saga]
2017/10/09(月) 17:20:32.97 ID:2jccS6Us0
紗枝「……何度も、何度も夢に見た……うちにしかできひんこと。それが、みなはんをお守りすることやって、ずうっとそう思って」
紗枝「せやけど、あの人が来て、思ってたんと違うくて、みなはんもやらしいことばかりで……」
周子「そうだねー。たしかに、ちょっとやらしいかもねー」
紗枝「そんなん、おかしいやろって思って……せやけど、うちが守らなって思ってた、みなはんが……うちのこと、守るって……」
周子「悔しい? 守りたいって思ってたものに、逆に守ってもらって……ずっと、守られていたことに気づいちゃって」
紗枝「……」
周子「いいじゃん。なんであのおにーさんがそこまでするのか、もう分かってるんでしょ?」
P『すみません、もしかしてそれは私が作った朝ご飯は食べる価値すらないということでしょうか……』
P『キャリアーは動くな!』
歌鈴『あっ、鰤の西京焼きも、美味しそう……』
P『よーし翠、ちょっとみんな集めて待機しといてくれ。ちょっとディレクターさんのところに挨拶しに行くから』
紗枝「……うちは」
周子「それに応えるのも、寄り添うのも、突き放すのも……紗枝ちゃんの自由だけどね。だけど、1つだけ」
周子「紗枝ちゃんの、自分にしかできないこと、それだけは……うん、間違ってないってあたしが保証してあげる」
紗枝「……」ギュッ!
……
…………
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