【安価】京太郎「スパロボ学園!」久「あなたには私がいるじゃない!」【part25】
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640: ◆3jlGSb6oVpwG[saga]
2020/08/20(木) 23:05:08.37 ID:IAB2aWyt0


―――???


暗転、暗闇の中……声が聞こえた気がした

声が聞こえる

聞き馴染みのある、穏やかな声



―――番人としての役割を、継ぐのか?


それは、残念がっているようにも聞こえて……

思わず笑ってしまう

相手の方はそれに気づいているのかいないのか


―――お前は、あちらに

京太郎「なんとでも言えよ、俺の生き方は俺が決める」

―――そうか、お前の答えはそれか

京太郎「ああ、これ以外の可能性を選ぶ俺がいたとしたら、きっと“俺が在る”からそいつも在るんだろ?」

―――その通りだ。お前がいるからこれに連なる世界のお前たちの平穏は約束される

京太郎「……いつか、全ての俺が一つになる場所にたどり着く、か」


そっと、感覚のない全身の力を抜くようにしてみる


京太郎「その時までは、戦うさ……“俺たちが愛した者たち”のために、さ」

―――お前が追わなくても、いい役目だった

京太郎「いいや、野蛮で素行不良な俺の役目だったよ」

―――しかし、それでもお前は愛されていたはずだ

京太郎「……どんな世界でも、俺を愛してくれる奴はいるさ」

―――なぜ、わかる?


そんな疑問に、沢山の記憶を掘り起こしてみる

この道を辿らなかった自分がいたとして

その結果、不幸や幸福が訪れた自分がいたとして、それでも……


京太郎「それも俺だ」フッ

―――フッ、そうか





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