【安価】京太郎「スパロボ学園！」久「あなたには私がいるじゃない！」【part25】
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147: ◆3jlGSb6oVpwG[saga]
2017/10/05(木) 00:03:37.75 ID:tCdG8ivU0


京太郎の口を防いでいた手が離される

楽しそうに笑う京太郎を赤い顔で見る宥

機嫌を直せと言わんばかりにそっとその頭を撫でる


宥「もぉ……ばかっ」

京太郎「いや、からかい甲斐あるなぁ」

宥「前は、お父さんみたいだなって思ってたのに」

京太郎「俺に父親をやるのは無理だな」ﾌｯ

宥「いつか、やってもらうもん……」

京太郎「おう、いつかはやるよ……でもそれは、今じゃないだろ？」

宥「……ん」ｺｸﾘ

京太郎「こっから長いからな」ｹﾗｹﾗ

宥「……玄ちゃんとお母さんにも、報告しなきゃ」

京太郎「明日な」

宥「……ん」ｺｸﾘ


かかる重さは、さきほどと違う重み

これから抱えていく重み、想い

母となりたかった少女、父を求めた少女……きっと、もう一人もしかり


京太郎「良かったのか？」

宥「うん、良いんだよ……私の、成すべきと思ったこと……京太郎くんと、一緒になること」ﾆｺｯ

京太郎「……そっか」ﾌｯ


その重みを感じながらも、再び髪を撫でる

くすぐったそうだが、どこか嬉しそうな宥の表情






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