【デレマス】タクシー運転手「お客さんはアイドルとプロデューサー その2」
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15: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/02(月) 23:25:28.02 ID:Yl1uAy350
「やっぱり、プロデューサーと奏ちゃんだ」といいまた「クンクン」と言いながら匂いを嗅ぎ始めた
「ん〜?この匂い、もしかして……にゃはは〜♪」いきなり上機嫌な声をあげ、
「いや〜ドライバーさんタイヘンだったね〜」と言う。タイヘンとは?
「おや、その感じだと何も知らない、教えてあげよっか〜」正直気にしてはいたのでめちゃくちゃ聞きたいが、


16: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/02(月) 23:26:30.77 ID:Yl1uAy350
「結構です」
「おろ?」「確かに知りたくないといえば嘘になります。ですがそれはお客様間の話、そのようなことを聞くことは会社の理念にも、私のポリシーにも反します。なので大丈夫です」
本当はめちゃくちゃ聞きたいけどね!


17: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/02(月) 23:27:02.01 ID:Yl1uAy350
「へ〜マジメだね〜、いいプロデューサーになれるよ」「私はドライバーです」「そうだったね〜にゃはは〜」
「じゃあいまからあたしが言うことは全部独り言。ドライバーさんはうんともすんとも言っちゃダメだよ」
「これはあるプロダクションのプロデューサーとアイドルのお話〜」


18: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/03(火) 00:11:26.80 ID:cEf9Zxw80
〜プロデューサー視点〜
---速水奏とタクシーで撮影現場にむかえ
昨日上司にそう言われて俺は心の中でため息をついた。今このタクシーを待っている時もそうだ。
俺の後ろでスマホをいじってる大人びている印象が強いが高校2年生なアイドル、速水奏。
俺は速水が苦手だ


19: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/03(火) 00:12:47.60 ID:cEf9Zxw80
初めて海辺で出会った時には彼女から才能を感じた。実際は自分が予想していた以上の才能だった。ソロでもユニットでも大活躍な彼女はトップアイドルといっても過言ではない。
けどどうしてもあの性格にはなれない 
「速水、今日はまずドラマの撮影、そのあとLiPPSとして雑誌の取材を受けてもらうぞ」「ええ、わかったわ」
彼女はとても真面目だ。与えられた仕事を完璧にこなそうとする。
「それが終わったらレッスンだ。明日も仕事があるからな、気を抜くなよ」「わかっているわ、私を誰だと思っているのかしら」
以下略 AAS



20: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/03(火) 00:13:44.29 ID:cEf9Zxw80
最初に会った時からこうだ。段階を考えずに刺激が強いセリフを言う
「お前なぁ、そうゆうこと他の人にやっていないだろうな」
「あら、嫉妬?」
「違う。お前の評価はもちろん、会社の評判にも関わる。お前はアイドルなんだぞ」
今のところそんな話は聞かないが担当アイドルが尻軽女だったなんてヤバ過ぎる。うちの他のアイドルにも影響が出る。
以下略 AAS



21: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/03(火) 00:14:26.97 ID:cEf9Zxw80
「私が他の男の人にも言っていると思っているのかしら。私信用されていないのね」
「いや、そうゆうわけじゃ」
「いいわ、他の人にもしていくわ。まずそこの運転手さんから 「やめろ!」思わず声を荒げてしまう 
「ほら、やっぱり嫉妬してる」彼女は嬉しそうに笑っていた


22: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/03(火) 00:15:52.07 ID:cEf9Zxw80
違う、と言いかけたが俺はそこで立ち止まってしまう 本当は嫉妬しているのではないかと
自分がスカウトしたアイドルだから他のアイドルと比べたら速水に特別な感情があるのは分かっている
けどその感情が変わっていたら?

「ふふっ、難しい顔してるわよ、そんなに認めたくないのかしら」
以下略 AAS



23: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/03(火) 00:16:29.71 ID:cEf9Zxw80
けどそんなこと言えるわけない。だから必死に冷静さを取り繕う
「確かに嫉妬していたかもしれない。そんな「キスして」なんてアプローチ俺にはできないからな」
こんなにひどい言い訳は初めてだ、なんて後悔してたらまた速水が近づいてきて
「じゃあいいこと教えてあげる」耳元で囁く
「私、本当に好きな人としかキスしたくないの」


24: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/03(火) 00:18:02.40 ID:cEf9Zxw80
「それって…」一瞬真っ白になった頭の中がよく分からないなにかが溢れ出す 速水が目を閉じて唇を前に出している
今ここでキスをしろってのか、運転手は今ちょうど前を見ているがバックミラーを見られたらおしまいだ
少し笑っているようにもみえる顔は俺をからかっているのだろう ここでキスをできるのか、と
俺は速水の肩を掴み、

以下略 AAS



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