【デレマス】タクシー運転手「お客さんはアイドルとプロデューサー その2」
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1: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/01(日) 20:39:11.11 ID:Q6x1myAE0
シリーズもの
その1→ex14.vip2ch.com



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2: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/01(日) 20:40:53.79 ID:Q6x1myAE0
昨日までの雨が嘘みたいに晴れわたった空 気温もちょうど良くお出かけ日和な土曜日 俺は朝番で朝から仕事をしていた
本日最初のお客さんは男女の一組だ 
「速水、今日はまずドラマの撮影、そのあとLiPPSとして雑誌の取材を受けてもらうぞ」「ええ、わかったわ」


3: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/01(日) 20:41:42.69 ID:Q6x1myAE0
撮影、取材、この人も芸能人か? 男は淡々と言う「それが終わったらレッスンだ。明日も仕事があるからな、気を抜くなよ」「わかっているわ、私を誰だと思っているのかしら」
なんだかこの前乗車した三船さんたちとは全然違うな 二人とも互いをビジネスの関係としてしか見てない感じ 別に芸能界では少ないことじゃないしむしろ多いくらいだ
この前の三船さんたちが特別なのだろう


4: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/01(日) 20:42:19.52 ID:Q6x1myAE0
そんな事を思っていると「お前はまた…」と男がつぶやいた 「ふふっ、別にいいじゃない、減るモノじゃないんだし」
一体女は何を言ったんだ?


5: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/01(日) 20:43:46.02 ID:Q6x1myAE0
「お前なぁ、そうゆうこと他の人にやっていないだろうな」「あら、嫉妬?」
「違う。お前の評価はもちろん、会社の評判にも関わる。お前はアイドルなんだぞ」
何をやっているかとても気になるが今は運転中、気にしないようにしよう
「ふぅん」女が不機嫌な感じでそう言った


6: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/01(日) 20:44:54.25 ID:Q6x1myAE0
「---が--にも-----」「いや、そうゆうわけじゃ」「じゃあ、-----」「やめろ!」
男がいきなり大声を出した。びっくりしたぁ… ケンカか?
「ほら、やっぱり嫉妬してる」


7: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/01(日) 20:45:20.87 ID:Q6x1myAE0
それから男と女はずっと小声で話していた。ときどき男の方の声が聞こえた気がするが何を言っているかはわからなかった
目的地に着いたら「いくぞ、奏」「ええ、プロデューサーさん」といい、疲れた顔した男と上機嫌そうな女が降りていった
いったいこの時間の間に二人はどうなったのか、とても気になったが
「まぁいいや」といいこの出来事を胸の奥にしまい俺はまた車を走らせた


8: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/01(日) 20:49:10.85 ID:Q6x1myAE0
一旦終わりです。
この後の話はありますが、蛇足と感じる人がいるかもしれないので、少し後に載せます


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