【安価・コンマ】幻想的な世界を探険家が行くようです【オリジナル?】
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◆nN35Xsj1FM
[saga]
2017/12/21(木) 22:19:39.06 ID:HXtQ4l4h0
大変お待たせしました、始めたいと思います。
=====此処から=====
「じゃあ、聞かせてもらってもいいですか。やっぱり、遺物がどんなものなのかは気になるので」
「承りました。では、お聞かせ致します」
アルジールの返事を聞いて、管理者は、領収書と封筒を一度机に置いてから、鑑定結果を読み上げ始めた。
「提出頂いた順番に、説明致します。まず、懐中時計らしいものですが、これは見た目通り、時計でした。
しかし、とても高度な技術が使用されているらしく、ネジを巻く必要がなく、また時間を極めて精密に刻みます」
「ネジを巻かなくていい、懐中時計……」
「次に、小さな黒い箱。これはどうやら、情報を内部に格納出来る機械の類のようです。
『連邦』でも、軍の一部以外ではまだ普及していない、かなり希少な物体です」
「えっ。そんなすごいものなんですか」
「そんなすごいものですね。報酬も高くなります」
「おぉ……」
「次に、ゴム皮膜に覆われた線。比較的単純な構造をした金属線が内包されていました。
調査の結果、何かしらの電気信号を受け取り、音に変換して出力するものと分かりました」
「信号を、音に。蓄音機みたいなものなんでしょうか」
「おや、アレをご存知ですか。その通り、原理は違えど、引き起こされる結果は同じです」
(使えるようなら、使ってみたいかも……)
「次に、凹んだ金属板。これはどうやら、『飛行機』を構成するパーツらしいようですね」
「……飛行機? っていうと、最近都会で作られたっていう、空を飛ぶ乗り物の?」
「そうなります。旧世界では、現在よりも遥かに多く飛行機が飛んでいたといいます。
それが壊れた時に外れた、機体の一部なのでしょう」
「空を飛ぶ、か……」
「次に、薄い金属質の板。此方も希少品です。先の小さな黒い箱と同様、情報を格納出来る機械のようです。
しかも、これは軍でも研究段階にある、更に複雑で小型のもののようですね」
(また希少品! 何だか幸先がいいなぁ)
「次に、ガラスで出来た球。現在トラムツキーでも使用されている、電気による照明
……電灯の、実際に明かりを発する部分と、構造的な類似が見られます」
「あの、明るい奴のですか?」
「はい。ただ、利用されている原理についてはかなり相違が見られます。
こうした物品は珍しい為、少し報酬が上乗せされています」
「成る程……」
「あれ?」
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