9:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:25:46.59 ID:/zESL2O40
思い浮かぶあの子の姿はさっきのもの。
目に焼き付いて離れないのは、痛々しく道路に倒れたあの姿。
まるで生気が感じられなかった。
ことり「ひっ……」
事故時の光景と感情がフラッシュバックして、一人小さな悲鳴をあげる。
私があの時、一番恐怖を感じたことはなんだった?
*
『嘘……死ん……』
*
ことり「ぃや……っ!」
自らが零した台詞を思い出した瞬間、すぐにそれを振り払った。
だけど、考えてしまう。
もし、私の言葉が現実になってしまったなら、私は。
私は
ヒトゴロシ、だ。
ことり「私はこれから、どうなってしまうの……?」
48Res/33.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20