31:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:37:28.74 ID:/zESL2O40
二人の前に壁なんて、なかったんだ。
ほかでもない私が、消し去ったんだ。
二人を、受け入れるために。
恐怖が占める体積が小さくなっていってるのが分かった。
私は、二人を、求めてるんだ。
気付けば私を呼ぶ音色が止んでいた。
二人との距離が離れていくのを感じる。
行っちゃう。
行かないで。
私を──
ことり「助けて……っ!」
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