4: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/30(土) 18:15:15.53 ID:jyVrC0cEO
別の日
梨沙「踏み台を買おうと思うのよ」
心「踏み台?」
飛鳥「脚立ならそこにあるけど」
梨沙「脚立は持ち運びするには大きすぎるわ。ちょうどいい大きさのマイ踏み台が欲しいの」
心「え、持ち運ぶの? なんで?」
梨沙「いつでもどこでも踏み台に乗れれば、背の高いオトナに見下されないじゃない?」
心「あー、そういえば聞いたことある! 芸能界には常にマイ踏み台を抱えている小学生アイドルがいるって」
飛鳥「765プロのアイドルと共演した時に見かけた記憶がある……プライドが高そうな子だったような」
心「梨沙ちゃんみたいなおマセな感じ?」
飛鳥「あぁ」
梨沙「『あぁ』じゃないわよ。アタシはおマセじゃなくてちゃんとしたレディーなんだから!」
飛鳥「ふふ、そうだったね。向こうがどうかは知らないけれど」
梨沙「まあ、あっちも結構悪くないとは思うけど……ていうか、今は踏み台の話! 大きさ的にはこういうのがいいのよね」
心「そういえば、この部屋にもあったね。踏み台」
梨沙「これに乗れば……ほら! 飛鳥よりもハートさんよりも高い!」
飛鳥「なるほど。精神的な上下関係を、まずは物理的に正すところから始めるわけか。オトナ側に視線を合わせてもらうのではなく、自分から合わせにいくところにキミらしさを感じるよ」
心「でも背伸びしたらはぁとのほうが高い〜〜♪」
梨沙「あっ、ずるいわよ! だったらアタシだって背伸びしたら逆転するし!」
心「笑っちゃうほどスウィーティーだな! アホ毛をピンと立てればまだはぁとのほうが高いぞ☆」
梨沙「そのアホ毛操作可能なの!?」
飛鳥「まるで小学生の争いだ……いや、片方は実際に小学生か」
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