49: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/30(土) 15:44:40.99 ID:r5zFZECu0
「確証と呼べるものは、ありません」
自分の言葉を少しずつたしかめながら、ゆっくりと話す。
彼女は黙ったままで、言葉の続きを待っているようだった。
「だけどわかるんです。それが、あなたにしか持ちえない価値だということが」
虹色にも感じられる、そのひかりを。
「僕はそれを、一人でも多くの人に教えてあげたい」
知らず自分の手に力がこもる。
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