ことり「あなたの残した春の詩」
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9:名無しNIPPER
2017/09/25(月) 09:04:08.37 ID:pRvOLlpx0

言葉が口をついて出てこないことりを余所に、海未ちゃんが自らの鞄から何かを取り出す


文字の書かれた、一枚の紙切れ


「ですからもう一度、私の気持ちを受け取ってもらえますか?」


紙片の片側を軽く持つと、海未ちゃんが手を離す


凛とした表情でこちらを見据え、海未ちゃんは次の句を続ける


「これが、私からことりに渡す最後の詞です」


その声は少し、震えていました



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