【艦これ】男の提督はどうやら信頼出来ないらしい
1- 20
108:名無しNIPPER[sage]
2017/09/27(水) 15:26:00.14 ID:2xznKiCQO
一応初霜みたいな理解者がいるからまだ良かったな
むしろカタルシス的に自殺寸前まで提督を追い込むべき(ゲス顔)


109: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 17:50:06.49 ID:rTcv8IfOO

 
 当初、俺は誰かを秘書艦にすることによって、その艦娘とある程度信頼関係を気付けたら良いなと思っていた。
 人というのはどうしてもソリが合わない相手、という訳で無ければ、大抵は同じ時間を共有し、共に協力し合うことで分かり合える。艦娘だって人だ。当然その理論が当てはまる……少なくとも俺はそう信じている。

以下略 AAS



110: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 17:51:30.27 ID:rTcv8IfOO


 そう、俺は初霜を秘書艦に選んだ。理由としてはさっき言ったように根が真面目なことと、俺への敵意がないこと。さらに言えば話を聞いたところ、彼女は俺が潮に何かしてしまった事を分かった上で、俺を提督だと認めてくれているらしい。

 加賀達はまだこんな子達相手に、“そんな話”をするのは野暮だと言っていた。だからてっきり初霜は潮の件を知らないものだと思っていたので、これには驚いた。
以下略 AAS



111: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 17:53:03.10 ID:rTcv8IfOO

 
提督「おまえら、今日はもう戻って良いぞ。初霜、お前が秘書艦だという事は明日公表する。それにまだ俺も横須賀については昨日の夜からの今日で、正確な指示を出すには至らない。今日はまだ休みだ。それを一応伝えておいてくれ」

深雪「ほーい」
以下略 AAS



112: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 17:56:34.55 ID:rTcv8IfOO
**********************

 この横須賀鎮守府は広い。一ヶ月ほど前までは“彼女(女提督)”の指揮下の元、実に200を超える艦娘が居た。その為部屋の数もまた膨大であり、その中で私こと “曙” と潮の部屋は隣であった。

 提督不在から一ヶ月間、大本営は次々に横須賀艦娘の異動を指示してきた。
以下略 AAS



113: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 17:59:59.64 ID:rTcv8IfOO

 
 しかし、かくいう私はと言えばそれ程まで彼女(女提督)に固執している訳ではなかった。

 誤解しないで欲しいのだけれど、勿論信頼していなかった訳じゃない。ただ学校の教育機関に例えるなら、私にとってあの人は、そういえば先生良かったな、というぐらいの感覚だ。
以下略 AAS



114: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 18:07:31.00 ID:rTcv8IfOO
>>113
そういえば、良い先生だったな
です。ミスです。


115: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 23:07:24.73 ID:GbbDXq050

 
 提督が1人でいると思っていた私は思わず聞き耳を立ててしまったのだ。
 中の様子は……提督が加賀さんに遅刻を叱られて、たじたじといったところだろうか。

以下略 AAS



116: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 23:15:02.86 ID:GbbDXq050


 彼は優しそうな顔をしていた。歳はまだ20代半ばぐらいだろうか、容姿は中々に整っていて軍服越しにもその肉体が鍛えられたものであることがありありと伝わってくる。

赤城「何か理由があったのではないでしょうか?」
以下略 AAS



117: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 23:20:58.77 ID:GbbDXq050

 
曙「ほら“クソ”提督、これ読んどきなさいよ」

 挙げ句の果てにはクソ呼ばわり……初対面の、 それも上官に対してこの態度はないでしょ、私。
以下略 AAS



118: ◆IJfM0QLMGnst[saga]
2017/09/27(水) 23:30:40.67 ID:GbbDXq050

 
曙「でも、結局はそれで良かったのよ……」

 だって彼は、クソ提督は本当にクソ提督だったから。
以下略 AAS



548Res/182.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice