177: ◆d0sNTotDiE[saga]
2017/09/25(月) 20:42:29.29 ID:ovP3Mm1m0
《城塞都市・メイド喫茶前》
女学者『それじゃあ姫様! 頑張って来てくださいね!!』
女学者『そんな不安に思わなくても大丈夫ですって!
彼女に任せておけば無問題です!』
女学者『くふふ…ほら、帰ったら熱い抱擁で迎えてあげますから……ね?』
王女「……なんて言われたけど」
王女「やっぱり不安なものは不安ね…第一メイド喫茶って何なのよ……」
「―――メイド喫茶とはッ! 即ち現世の楽園であるッ!!」
王女「!?」ビクッ
幼女「人間の心というのは日々すり減っていくもの……身体の疲れは癒せても、減ってしまった心を癒すのは難しい……」
幼女「ここはそんな心を癒してやる…そう、疲れた人間全てに開かれている楽園、それがメイド喫茶なのじゃっ!!」
幼女「分かったか? ん?」
王女「え、ええ……」
王女(何このやたら貫禄のある幼女は……)
王女「はっ…もしや、貴女がこのメイド喫茶の……?」
幼女「うむ! 責任者 兼 従業員なのじゃ!」
王女「ほ、本当に100歳? 可愛い…なんて言ったら失礼かもしれないけど……でも」
王女(ああ、ギュッとしたい! 抱っこしたい! ……そういう気持ちを人に抱かせる、幼女特有の甘いオーラを感じるわ!)
幼女「うむ! こう見えて結構生きてるのじゃ!」
王女「……もしや人間じゃないとか?」
幼女「>>178」
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