7: ◆MwaQFwCsKdWu[saga]
2017/09/23(土) 17:05:17.80 ID:BOlAQLTjO
穂乃果「どへー!疲れたぁー!!」
海未「こら穂乃果!はしたないですよ!」
穂乃果「だぁって、海未ちゃんいつもより厳しいんだもーん!!」
海未「そんなことありません!いつも通りです!」
練習が終わった途端屋上に大の字に寝転ぶ穂乃果。それを注意すると駄々をこねる子供の様に頬を膨らませ、ことりが「まぁまぁ海未ちゃん」と宥めるように私の肩に手を置きます。まったく、ことりは穂乃果に甘いんですから……。
ことり「……でも海未ちゃん、確かに今日はいつもより張り切ってたよね」
海未「なっ、こ、ことりまで……!」
絵里「というより、何だか疲れが取れてスッキリしたって感じよね。昨日何かあったの?」
穂乃果だけならともかく、ことりと絵里からも言われるということはそうなのでしょう。しかし私としては本当にいつもと変わらないつもりだったのですが、絵里の「昨日」という言葉につい反応してしまいました。
海未「昨日……」
心当たりがあるとすれば、一つしかありません。少し離れたところで、凛と一緒にじゃれあっているにこに目を向けます。
昨日は、にこに「頑張り屋さんですごい子」と言われて、凄く嬉しくて……だから、もっと頑張っている姿を見せたいと、もしかしたら無意識に思ってしまっていたのかもしれません。
次に甘えた時に、また褒めてもらえるように……。
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