鳳翔さんの居酒屋にて
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8:名無しNIPPER[saga]
2017/09/19(火) 23:38:26.94 ID:5CuajBch0


男(まずは里芋を頂こう。お腹と背中がひっつきそうなくらい腹が減っていたからな、五臓六腑に染みそうだ)


パクッ


男「……モグモグ……」


男「…………」


男「〜〜〜〜〜ぅッッッ!!!!」


男(………………うんまぁ〜………………)


男(醤油と砂糖とみりん、そしてイカの甘さが十分に染み渡っている……)


男(一見濃いかな? と思ったが、後には残らない少々控えめな味付けだ。素材の旨さを引き出しているというか)


男(それにボロボロの歯ごたえのない里芋ではなく、噛みごたえまである一品だ。煮えすぎず、食感まで楽しめる)


男(しかも最後の飲み込む瞬間まで、味がしっかりと染み込んでいる! ということは、薄味ながらも時間をかけて煮込んだお通しということだ。ここまで手の込んだ里芋は初めて食べたかもしれない)


男「美味しい……」


龍驤「あっはっはあああ!! やろ!? やろー!!?」


男「ええ、とっても美味しいです」


男(さてここで冷をごくりと)


ゴクッ


男(舌に絡めつつ、頂く日本酒)


男(あぁ〜〜……。至福)


男(久保田の甘味が、更に里芋の後味を引き立てる)


男(この組み合わせは抜群だ! 日本酒にして大正解!)




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