56: ◆GuHm0BxlZ2kh[saga]
2017/09/21(木) 01:23:35.01 ID:rqrBBfs/O
【1日目・夜】
凛「気配はこの辺りからだったわよね」
月明かりだけが照らす深夜の墓地に私達はやって来ていた。
理由は前々から感じられていた強い魔力反応がここから発せられていたからだ。
これだけの強い反応となると恐らく、サーヴァント。
通常は隠すべきだろう気配だが、ここまで曝け出されると罠の可能性も考えられる。
だけどここまで挑発的に曝されては、遠坂の者として出向かぬワケにもいかないだろう。
剣「現れたようです。サーヴァントで正しかったようですね」
セイバーの言う通りにソレは現れた。
だが、ソレはあまりにも――
凛「……筋肉ダルマ」
狂「はははははは! ようやく会えたぞ圧制者よ! ここに潰え、蹴散らされるがいい!」
薄気味悪い笑顔を浮かべながら、明らかな戦闘意思が見て取れる。
考えるまでもない、こちらも臨戦態勢へと移行する。
剣「我が剣、この初陣を勝利で飾って魅せましょう」
凛「ええ、この手に勝利を、セイバー!」
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