七尾百合子「プリムラの花に、言の葉を乗せて」
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29: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/09/29(金) 18:26:29.39 ID:mEfCliWxO



「おはようございます!」

 私は勢いよく、事務所の扉を開けました。

「おはよう、百合子ちゃん」

 小鳥さんが、今日も優しく出迎えてくれます。
 コートを脱いでソファに座ろうとしたところで。
 事務所に居た男性から、声をかけられました。

「ん、新人の子か?」

「……え?プロデューサーさん、何言ってるんですか?百合子ちゃんですよ」

 その男性の姿を見た時。
 私は、運命のようなものを感じました。
 運命としか言いようがありません。

 初めてあった筈なのに。
 名前も知らない筈なのに。

「初めまして!七尾百合子です!」

「お、元気なのはいい事だな。俺は765プロのプロデューサーだよ」

 小鳥さんが困惑しているみたいですが、関係ありません。
 私は、言葉を続けました。



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