ラブライブ!サンシャイン!!9話を勝手に変えてみた
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◆PChhdNeYjM
[saga]
2017/09/17(日) 23:44:36.50 ID:LMvuFTiAO
***
ダイヤが追いついた時には、二人とも泣いていて
何も言わず、そっとその場を後にした
校門から出ようとした時、もう見慣れてしまった彼女のアホ毛が、垣根の上から見えていた
きっと、そこで待っているのだろうと容易に予想がついた
そう、Aqoursのメンバーが
千歌「フフッ……ダイヤさんって、本当に二人が好きなんですね」
ダイヤ「それより、これから二人を頼みましたわよ?」
ダイヤ「ああ見えて二人とも繊細ですから……」
千歌「じゃあ、ダイヤさんがいてくれないと!」
ダイヤ「えぇっ!?」
千歌は、ニヤニヤといやらしく笑った
ダイヤが咄嗟に断るであろうことは、予め予想していたからだ
ダイヤ「わっ、私は生徒会長ですわよ……とてもそんな時間は……」
――ほら、断り文句も予想していた通り
千歌は、顔が緩んで仕方がなかった
分かってる、これが照れ隠しなんだってことは
本当は、自分も入りたくて仕方がないのだ
千歌「それなら大丈夫ですっ、鞠莉さんと果南ちゃんと、あと……6人もいるので」
彼女の背中を押すための、恐らく一番の決め手は、既に用意している
ずっと待っていた
二年間……いやもっと、ずっとずっと前から
自分と同じくらい、スクールアイドルが好きで、同じくらい彼女のことが大好きで
お互いに憧れていた、スクールアイドルを
一緒にできる、この瞬間を
ダイヤ「……ルビィ」
ルビィ「……親愛なるお姉ちゃん」
胸元で握り締めていた衣装を、心からの笑顔で差し出した
ルビィ「ようこそ、Aqoursへ!」
姉妹の夢が、ひとつ叶った
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