ラブライブ!サンシャイン!!9話を勝手に変えてみた
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2: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/09/17(日) 23:18:26.96 ID:LMvuFTiAO

――2年前


鞠莉「……え?」


ホワイトボードに新曲の歌詞を書き連ねるマジックのペン先が、ピタリと止まった


果南「私……スクールアイドル、辞めようと思う」

鞠莉「なんで……まだ引きずっているの? 東京で歌えなかったくらいで……」

果南「鞠莉、留学の話が来てるんでしょ、行くべきだよ」

鞠莉「どうして……冗談はやめて?」


華南は、大きな音が出るほど、打ち付けるようにマジックをテーブルに置いた


鞠莉「前にも言ったでしょう、その話は断ったって……ダイヤもなんか言ってよ!」


鞠莉が身を乗り出し、テーブルに身体がぶつかり、その拍子にマジックが床に落ちて転がった


ダイヤ「……」


ダイヤはただ顔を伏せ、何も言おうとはしなかった


鞠莉「ダイ……ヤ……」

果南「ダイヤも同じ意見……もう、続けても意味がない」


果南が鞠莉に背を向けて歩き始めたと同時に、ダイヤも部室を後にする


鞠莉「果南っ! ダイヤっ!」


鞠莉は、胸元に抱きしめていた衣装を、果南たちに向けて突き出した

突然解散を告げられた彼女にとって、それだけが、三人を繋ぐ唯一のものだったから


二人は振り返った

果南は一層表情を歪め、ダイヤは今にも泣き出しそうな顔で床に目をそらす


果南「……終わりにしよう」



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