19:名無しNIPPER[saga]
2017/10/01(日) 23:35:26.04 ID:uNsbdbVD0
初めのほうは、テレビ版の軽い復習みたいな感じだったので、アタシはポップコーンをつまみながら見流していた。
15分ほどして、いよいよ物語が動き始めたみたいだ。
『プロデューサーさんっ!ドームですよっ!ドームっっ!』
『ははは…落ち着け』
主人公の活動も一区切りという事で、ドーム球場でライブを開くことになったのか。おお、なんかクライマックス感出てるなあ。
アタシはまだそんな大きな会場でライブをしたことはないけど、いつかはできるかな…なんてな。
ドームライブは決まったものの、そうすんなりと行くはずもなく、いろんな問題が出てくる。
それらをプロデューサーと協力して乗り越えるも、このライブが終わったらプロデューサーは別のアイドルをプロデュースすることになるということを知ってしまう。
『おはようございます!』
『おはよう。今日は、重要な話があるので、黙って聞いていてほしい』
『なんですか?話って』
『……実は、今回のライブ限りでの……活動停止が決まった』
『そんな、急な……』
『今度のライブが最後のプロデュースになる』
『………』
いつかは来ると思っていた、それでも突然すぎる別れに主人公は愕然とし、元気を失ってふさぎ込んでしまう。
それでも、主人公はいままで応援してきてくれたファン、仲間、そしてプロデューサーのために、思い出を胸に最後のステージへと臨む。
…今まであまり考えたことは無かったけど、アタシもいつか引退するんだよな。
その時までPさんはアタシのことをプロデュースしてくれてるかな。
…たぶんしてくれてるだろうな。だってPさんがプロデュースを終えるのはアタシが辞める時だから。
19Res/23.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20