9: ◆Ceuv.hziBQ[saga]
2017/09/16(土) 01:39:59.91 ID:H28Wtskc0
Pさんの呑気な笑い声が聞こえる。
……人の気も知らないで……ばかPさん。
奈緒「…………さ、寂しかった」
P『ん?』
奈緒「寂しかったよ! 悪いか!」
P『……』
奈緒「せっかくの誕生日、毎年毎年Pさんにお祝いしてもらってたから今年もそうなんだって思ってたよ!」
P『……』
奈緒「でもPさんはお仕事で……。お仕事だから仕方ないって分かってたけどさ……」
P『……ごめん』
奈緒「……あたしもごめん。いきなり怒鳴っちゃって」
P『気にするなよ。それだけ俺の事を想ってくれてるんだなーって』
奈緒「うぅ……言わなきゃよかった。……ばか」
P『奈緒』
奈緒「な、何?」
P『机の一番下の引き出しを開けてみな』
奈緒「はぁ? なんだよ一体」
P『いいからいいから』
妙にウキウキしてる声に促されて引き出しを開ける。
13Res/9.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20