神谷奈緒「気持ちはすぐ傍に」
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7: ◆Ceuv.hziBQ[saga]
2017/09/16(土) 01:38:42.81 ID:H28Wtskc0
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奈緒「よし! 今日の復習終わり!」


パタン、とノートを閉じる。

レッスンやお仕事の中で指摘された点を記録するのが、あたしの習慣になっていた。

次に活かすために必要だからって、Pさんに教えられた事だ。


奈緒「お……もうこんな時間か」


机に置かれた時計を見ると、日付けが変わるくらいの時間。

あと10分ほどで9月16日……あたしの誕生日になる。


奈緒「……電話くらいしてくれてもいいのに、ばーか」


真っ黒な画面のスマホにちょっと悪態をつく。

もしかするとまだ仕事しているのかもしれない。

それでも声を聴きたかった。


奈緒「あーあ。こんなに寂しがり屋だったとはな……」


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