42: ◆Vcl4B/DaxY[saga]
2017/09/19(火) 01:40:36.48 ID:X7+uLgOx0
床から無数の槍が伸びていた。
リーチカ「…………」
身体を逸らして避けたのか、槍は彼女の脇腹をかけて右半身に集中している。
彼女は表情1つ変えないまま、ただその場で佇んでいた。
辰爾「リーチカ様!?」
ど……どうして?
杯「あっ? 気持ちいい?☆」
辻垣「台詞がそぐわないようだが……と私は状況も相まって混乱するのであった」
リーチカ「…………」
橘高「おい、応急措置だ」
那波「は、はい!」
橘高さんが呼びかけ、那波さんがリーチカさんを介抱する。
この時私は……起こった事を上手く処理できずに……
ただ見ていることしか出来なかった。
リーチカ「…………」
リーチカさんは無表情で微動だにしない。痛むような素振りも、声をあげる事も無く、ただ無表情だった。
まるで何事も起こっていないような。……或いは既に事切れているかのような。
沙慈「リーチカの娘っこ、無事でごわすか」
リーチカ「…………」
沙慈「うむ、一先ず無事でごわすな」
四季ヶ原「いやにあっさりしてるねぇ」
那波「うう……良かった……」
モノクマ「ふー」
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