148: ◆Vcl4B/DaxY[saga]
2017/10/02(月) 02:36:43.69 ID:nc1YfqXW0
稲羽「……」
それより、辻垣さんはどうして……あんな質問をしたんでしょうか?
辻垣「……どうしたんだい?」
稲羽「あの……辻垣さんは……殺し合いなんてしませんよね?」
辻垣「はは、勿論だよ」
モノクマ「え? しないの?」
辻垣「殺せる筈が無いだろう? 君達は貴重な生ける資料となるのだから」
稲羽「……」
辻垣さんはあっけらかんと笑ってみせる。
辻垣「……そうか、君は私がモノクマ君へ聞いた事が気になったんだね」
辻垣「あれは殺人が起こってしまうを懸念してだね。それで訊いたのだよ」
モノクマ「そうなの? つまんね」
辻垣「あはは。稲羽さん。君は心配性なのだね。全く」
そして、彼女は私の額を指で軽く小突いた。
良かった。殺人なんて誰にも起こして欲しくないですから。
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