137: ◆Vcl4B/DaxY[saga]
2017/10/02(月) 01:59:26.67 ID:nc1YfqXW0
まずモノクマは、私たちを集めたのは、遺伝子的に価値があるから……って言っていましたね。
稲羽(それは、超高校級というからでしょうか?)
超高校級というのは、特定の分野に秀でている高校生に付けられる通称のようなもの。
全員、それに足る実績を持っている。
ただ、私にはその実績が分からないし、価値があるとは到底思えないけど……
稲羽「……」
でもモノクマは、それらを共同生活と銘打って閉じ込めて、殺し合わせる目的は何も語らなかった。
遺伝子的に価値があるなら、殺し合わせる意味は何なんでしょうか?
モノクマは何がしたいんでしょう? 彼は肝心な事は何も答えようとしない。
稲羽「……」
そしてここが一体どこなのか……学園のようなお城のような。
モノクマは、ここが才能を救う救才学園だ、とも言っていた気がします。確かに申し訳程度には学園の体を為しています。
でも、そんな名前の学園は聞いた事がありません。余程知られていない学園なんでしょうか? それとも、彼には妄想癖でもあるんでしょうか。
稲羽「……」
それから、私がここへ連れてこられてから何日経っているのかが分からない。
記憶が曖昧で、首謀者側から何かしらの接触を受けた正確な日時がつかめない。……肉体にそこまでの変化は無いから、仮に長くても1,2年程度でしょうか?
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