QB「ついに僕にも感情が芽生えたんだ!」
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93:名無しNIPPER[saga]
2017/10/04(水) 00:18:40.31 ID:ZEkBLHeoo
ほむら「……」

杏子「……」

マミ「……」

QB「……とても、残念だよ」

QB「いつしか君が話してくれた話が、まさか僕に降り掛かってくるなんて」

ほむら「QB……!」

QB「近付かない方がいい、この姿も罠みたいなものだ、僕の本体は君達を覆っている結界そのもの」

QB「真実を持って僕に触れたら、君たちはまた記憶を奪われることにもなりかねない」

杏子「そんときゃまた思い出してやるさ、何度でも」

QB「……」

QB「そうか、君とは約束をしていたね」

杏子「あぁ、ぶっ殺せ、だったか」

QB「僕はとても、幸せだ」

QB「最後の最後で、君たちと同じ時間を共有できて、終わってしまった人生だったのに、嘘とはいえ、その続きまで見られて」

QB「僕は本当に幸せだ」

杏子「……」

QB「時期に僕は孵化する、君たちは僕を倒すといい、そうすれば彼らも遮断フィールドを解いて外に出られるだろうね」

QB「どす黒く、心が濁っていくのがわかる」

QB(じわじわと、粘り気のある濃い毒が体を這い回る、これが僕の絶望)

QB(……)

QB「ありがとう」

ほむら「Q……!」

ゴォォォォォォ!


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