11: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:16:33.78 ID:A4BQZlQT0
涼「この公園には、よく来るんですか?」
友紀「うん! さっきみたく少年たちに混じったり……後は、みんなと遊びに来たり」
12: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:16:59.09 ID:A4BQZlQT0
涼「友紀さんのPさんが、言った通りだったので」
友紀「へ?」
涼「さっき事務所に寄ったんです。……でも、友紀さんいなくって」
13: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:17:32.25 ID:A4BQZlQT0
涼「『こっちが良いって言うまで、今日は事務所に戻って来ないこと』って」
友紀「えっ」
14: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:18:01.89 ID:A4BQZlQT0
友紀「何の準備……? ね、ねぇ、なんであたし帰っちゃだめなのかな」
涼(『今日が何の日かすら覚えてないかもしれないから、ちょっと脅かしてみると良いよ』、なんてことも言ってたけど。本当に大正解だ…)
15: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:19:03.84 ID:A4BQZlQT0
涼「はいっ! 友紀さん」
友紀「へ? なに、この包み」
涼「お誕生日、おめでとうございます」
16: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:19:37.52 ID:A4BQZlQT0
友紀「うわわ…、貰っちゃっても良いの?!」
涼「はい、どうぞ」
友紀「ありがとー! ……ハッ。準備ってもしかして」
17: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:20:19.99 ID:A4BQZlQT0
友紀「それにしても、あたしにナイショにすることないのに」
涼「い、一応教えるつもりはあったって言ってましたけど」
友紀「そりゃあ、気付いてなかったあたしもあたしだけどさー。言ってみれば、あたしは今日の主役でしょ? ヒーローインタビューだよ?」
18: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:21:00.52 ID:A4BQZlQT0
友紀「とにかく、ありがとね!」
涼「どういたしまして」
友紀「……開けても良いかな?」ウズ
19: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:21:46.53 ID:A4BQZlQT0
友紀「早速使うね!」スッ
涼「…ふぅ、良かった」
20: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:22:23.94 ID:A4BQZlQT0
涼「一度決めたら、迷わずとことんやりきること。ファン1人1人に応える気持ちが大事だってこと。それから…」
友紀(む、むず痒い…!)
涼「…あの旅でまた1つ、強く成長できました。本当に、感謝しているんです」
21: ◆uMEAzbBMSc[saga]
2017/09/14(木) 22:23:18.75 ID:A4BQZlQT0
涼「……だけど、やっぱり形に残る物の方が良いかなと思って。今日はなんとかバレンタインってことで、変な意味になってもいけないですし」
友紀「そっかぁ」
138Res/63.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20