【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2
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888:名無しNIPPER[saga]
2020/07/25(土) 23:58:55.82 ID:THpldgTO0
いい雰囲気だ。普段の暗い雰囲気が嘘のように消えている。

思えば、私はまだ彼女に告白をしていない。改まった告白だ。

今なら、成功するかもしれない。生唾を飲み込んだ。

心臓の鼓動が早い。お互い両想いと分かっているはずなのに、汗が出てきた。

カナタ「……リーフィア」

リーフィア「なんですか?」

カナタ「私の」深く深呼吸した「恋人になってくれないか」

リーフィアは黙って私の顔を覗きこんだ。目をしばたたかせている。

やがて眼を潤ませてきた。

カナタ「えっ、いや違う、嘘じゃない!嘘じゃないって!」

リーフィア「いえ、そうじゃないんです。嬉しくて、ごめんなさい」涙を腕で落とした

リーフィアと目が合う。

リーフィア「こ」顔が徐々に赤くなってくる「こちらこ……そ?」

真っ赤だ。私も多分真っ赤だろう。

カナタ「ありがとう」私は彼女を抱きしめた。あう、とかわいい反応が返ってきた。

両思いだと知っててもこんなにも嬉しい。

ああ、私はまだまだ子供だ。いや、子供なんてマセた言い方じゃない。ガキだ。

リーフィア「その……」何か言いそうなので腕を緩める「ほ」

カナタ「本当に君でいい」

リーフィア「ゆ」

カナタ「夢じゃない、現実」

リーフィア「……何か一つくらい言わせてくださいよ」ペチ、と腕で水面を叩いた

カナタ「当たってた?」

リーフィア「……もう」顔を丸ごと沈めた。

その時、サンダースの「おーい、メシだぞー!まだ風呂かー?」という声が聞こえてきた。

カナタ「そろそろ上がるか」

リーフィア「……私も」

カナタ「あ」いいことを思いついた「リーフィア、夕食後また部屋に来てくれないか」

リーフィア「はい?」

カナタ「もう恋人同士なんだからさ、もっとお互いの事知り合いたいな、と思ってさ」

リーフィア「……はい」

ぎこちない笑いだったが、笑顔で返してくれた。

あんまりにもいじらしいのでキスしてやろうかと思ったが、止まらなくなりそうなので理性で事前に押しとどめた。


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