【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2
1- 20
733:名無しNIPPER[saga]
2019/11/10(日) 23:56:19.20 ID:sPe3cFV+0
チヅル「でも、カナタさんが来るまでは本人かどうかわかりませんので入れるわけには、ねぇ」

???「……こちらで待つように言われたのに中に入れてさえもらえないなんて」

家の前につくとチヅルさんが誰かと話し合っている。

二人とも気づいていないようだったので、あの、と声をかけた

チヅル「でもですねぇ……あ、カナタさん」

カナタ「チヅルさん、お疲れ様です」

ヤヨイ「あっ、カナタさん!よかった。鑑定しに来たのにこちらの方が入れてくれなくて……」

チヅルさんが話していた相手こそ、今日呼んだ美術商のヤヨイさんである。

今日はスーツをしっかり着こなしている。

カナタ「すみません、諸事情あって今、警戒態勢でして」

ヤヨイ「警戒態勢?……それが私をこちらまで呼んだ理由ですか?」

眉をひそめる。悪い人ではないのだが、この人のツリ目はいつ見ても慣れない。

以前懇意にしていた美術商が贋作事件で逮捕されて以来、画廊のつてでヤヨイさんにニンフィアの美術品を取り扱ってもらうようになったのだが、彼女は気が強い性格なので若干やりにくいところがある。

目つきの鋭さは園長、頑固さは父と似ているが、二人とはくさタイプとノーマルタイプくらいタイプの違う人間なのでちょっと苦手だ。

カナタ「すみません。数日前不審者が入り込みそうになって……なので今回、画廊でなくご足労いただいた次第です」

チヅル「不審者かと勘違いして呼び止めて申し訳ありませんでした。ではこちらに」道を通す。

ヤヨイ「では遠慮なく」

そういうと足早に玄関を入っていった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/514.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice