【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2
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名無しNIPPER
[saga]
2017/09/27(水) 23:18:46.66 ID:b83Br37P0
グレイシアに調理を頼むようになってから、キッチンに立ったことはほとんどなかった。
なので調理器具を探すのにも一苦労した。すぐ脇でグレイシアが調理器具や食材の場所を指示してくれたが、普段の夕食前の時間はほぼほぼ潰れてしまった。
グレイシアは口が届く下の棚によく使う器具を入れていた。立ったり座ったりを繰り返し、夕食前には大分腰が疲れてしまっていた。
カナタ「できた……いえ、できましたよー」
マユが机を拭いてくれていた。ブイズたちと食卓を共にするとやはり毛が机につきやすい。さりげなくフォローしてくれたことに心の底から深く感謝した。
ブイズたちが集まってくる。普段はデレデレのブースターも今日は空気を読んで密着していなかった。
ツクモ「椅子が多いな。ポケモンたちも一緒に食卓につかせているのか」
カナタ「え、ええ」
マユ「そうなんですよ、カナタくんはポケモンを大切にしているので」
普段とは違った『くん』付けに若干新鮮味を覚える。
ツクモ「だからといって同じ椅子を用意しなくてもいいだろう。私の椅子が入らない」
マユ「あーあー、えっと、じゃあ椅子どかしますね」マユがブイズたちの椅子を持ち上げる。
シャワーズとブースターとリーフィアの顔が曇った。一緒に食べたかった気持ちは痛いほどわかるが、今日は我慢してもらう他にない。
ブイズの食事はすべて皿と共に床に置いた。
カナタ「いただきます」
ブイズたちからもいただきますの声が聞こえたが、やはり声に元気がない。
耐えてくれ、と心の内で謝った。
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