【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2
1- 20
69:名無しNIPPER[saga]
2017/09/27(水) 23:18:46.66 ID:b83Br37P0
グレイシアに調理を頼むようになってから、キッチンに立ったことはほとんどなかった。

なので調理器具を探すのにも一苦労した。すぐ脇でグレイシアが調理器具や食材の場所を指示してくれたが、普段の夕食前の時間はほぼほぼ潰れてしまった。

グレイシアは口が届く下の棚によく使う器具を入れていた。立ったり座ったりを繰り返し、夕食前には大分腰が疲れてしまっていた。

カナタ「できた……いえ、できましたよー」

マユが机を拭いてくれていた。ブイズたちと食卓を共にするとやはり毛が机につきやすい。さりげなくフォローしてくれたことに心の底から深く感謝した。

ブイズたちが集まってくる。普段はデレデレのブースターも今日は空気を読んで密着していなかった。

ツクモ「椅子が多いな。ポケモンたちも一緒に食卓につかせているのか」

カナタ「え、ええ」

マユ「そうなんですよ、カナタくんはポケモンを大切にしているので」

普段とは違った『くん』付けに若干新鮮味を覚える。

ツクモ「だからといって同じ椅子を用意しなくてもいいだろう。私の椅子が入らない」

マユ「あーあー、えっと、じゃあ椅子どかしますね」マユがブイズたちの椅子を持ち上げる。

シャワーズとブースターとリーフィアの顔が曇った。一緒に食べたかった気持ちは痛いほどわかるが、今日は我慢してもらう他にない。

ブイズの食事はすべて皿と共に床に置いた。

カナタ「いただきます」

ブイズたちからもいただきますの声が聞こえたが、やはり声に元気がない。

耐えてくれ、と心の内で謝った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/514.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice